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位相差顕微鏡と使用目的
位相差顕微鏡とは? どういう目的でつかわれるのか?その2
フリッツ・ゼルニケという研究者がいました。
解析格子の研究を応用して、光の速さのずれをコントラストとして検出する方法を、1932年に完成させたのです。
(余談ですが、彼はこの功績で、ノーベル賞を受賞しています)位相差顕微鏡は、通常の顕微鏡に、専用の位相差コンデンサと位相差対物レンズを付加したものです。
このおかげで、細胞の隔壁などが、コントラストとして見えるようになりました。
(輪郭が見えるといったほうが、もしかしたらわかりやすいかもしれません)この装置は、対物レンズの種類にもよりますが、数十万円程度で研究用の光学器械としては、比較的安価に購入できます。
日本では、1043年にオリンパスが製品化しています。
位相差を検出する専用のコンデンサの働きは、ドーナツ型のスリットがあり、対物レンズとドーナツ型のスリットの大きさを合わせて、位相差を検出し、コントラストを強調する働きをします。
対物レンズの種類によって、ドーナツ型スリットの大きさを代える必要があるので、多くの位相差観察用のコンデンサは、ターレットという円盤状に並べられた複数のスリットを持っています。
それを使い、対物レンズに合わせて変更ができるようにできています。
コンデンサによって、進む速度が変わった光は、そのまま減光されます。
また、減光されないバックグラウンド光と合成することによって、位相の差をコントラストとして表現し、観察を容易にすることは前にも書いたとおりです。
位相差顕微鏡について
位相差顕微鏡と使用目的
位相差顕微鏡とコントラストの種類
位相差顕微鏡の短所と注意点
位相差顕微鏡の取り扱い上の注意点
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